クララのインストラクターは毎日が勉強です。。
お客様の痛みや状態を見聞きしたら、どういうことだろう?なんでだろう?どうすれば改善するのだろう?
そして色んな本を見たりインターネットで調べたり実際に動いてみたりして、お客様に最適なレッスンを考えます。そしてレッスンをして気付いた事や変化は記録として残しています。
そのためには、たくさんあるピラティスの動きの一つ一つの目的や効果、禁忌などを繰り返し確認しで覚えて、どうやって上手く理解して動いていただくか?そんなことを考えています。
ピラティス自体が全身の筋肉の強化とストレッチをすごく合理的に考案されているので、それを完璧にすれば色んな効果が現れます。
でも皆さんはそれができないからピラティスのレッスンをしに来ていらっしゃる訳です。そこで私達は動きの大事な部分をしっかり動いていただくために、動きを簡略化したりボールやクッションなど他の補助具を使ったりするようなモディフィケーション(変更や緩和)を行って、人それぞれに最大限の効果が出るように考えています。
そこには以前に話した「10の原則」がいつも頭の中にあって、お客様のアンバランスな部分や弱い部分をしっかり見てどこをどう調整すれば最大の効果が出るように考えながらレッスンを行っています。
ただ、皆さんはなんでそれをやっているのか その目的が分かりづらい動きもあると思いませんか?「なんかよくわからんけど・・?」「それができたからって何になるの?」そういう疑問も浮かぶと思います。
例えば、多くの方が難しいと思われている「ロールアップ」や「ロールオーバー」ですが「それができたからって何になるの?」と思われることもあると思います。確かに身体の色んな部分を伸ばしたり縮めたりすることでできるようになるし、できなくてもそれを達成しようと努力することに意味がありますが・・
そういった中で、ふとした会話から「最近、片頭痛がしなくなった」とか「尿漏れがしなくなった」と言う言葉を聞くと、そこに答えがあるのかなと思います。。
ピラティスのレッスンの何かがそういった思わぬ効果をもたらしているのかよくわかりませんが、私たちは日々のレッスンや勉強やお客様の感想などを通して、もっと深い部分の答えを探し続けてお伝えできれば良いなと思います。。
そんなお手伝いをするための勉強ですが、最終的に結果や答えを出すのはピラティスとそれを行うお客様自身だと思います ♪
BASIピラティスも日々勉強みたいです・・
イタリアで開催されたインストラクターの勉強会の様子です^^