ピラティスを経験していただいたクライアントさまの
現状や変化、感想等を 紹介します。
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お客様の変化
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◆ クララ インストラクター ◆
ピラティスというエクササイズと共に生活する中で、女性の方が 身体の不調を感じやすく、感じやすいから 自分の身体と向き合う傾向にあると思います。
それは、やはり男性よりも 筋力が少ないこともあると思いますし、年齢ごとに変化する ホルモンバランスの乱れにも女性の方が敏感であるということも関係していると思います。
インストラクターで活動させていただいている私も 同じ人ですし、ホルモンバランスの乱れを起こす女性として、教科書で学ぶような キレイな言葉ばかりをお伝えすると 自分自身 違和感もあるので 正直な内容でホームページを使用しています。
情緒不安定という言葉が シックリと伝わる気もしますが、気分が優れずに 解消されない日はあります。
男性でも 体調不良時には、女性みたいに寝込むことはないとしても 気分が優れない経験はあると思います。勿論、体調不良時は 安静にし、十分な栄養と睡眠が必要。
しかし、食事も喉を通らない… 睡眠も浅い… 主たる病気が見当たらない場合、
その状況から 一抜けしてみてはいかがでしょうか ?検査しても病気がない場合、少し怖いけど その状況を抜け出す努力に チカラを使ってみませんか ?
婦人科・精神科に通ってみるのも 一つ。
お日様にあたってみるのも 一つ。
同じに流れていた環境を変えてみるのも 一つ。病気でない場合、キツイからと横になっていても 食欲が増進する訳でも、深い睡眠を得られるとも言えません。
自分で ホルモンバランスの乱れを感じる時、、
連れ出してくれる人に着いて行ってみる。
いつもよりも多く、出来る運動をしてみる。
タイムスケジュールを違う流れにしてみる。
心を乱されない人に連絡をしてみる。不調時は 誰にも会いたくない時もありますし、その時間を乱された場合 対処不能な時もあります。
それでも 何かを気長に継続してみると、ある日 その成果を 誰かに指摘される日が来ます。
指摘されなくても、自分の調子で感じる時が来ます。何をお伝えしたいのか…。
変わろうとした時が 変わり始める時で、
その変えてみたい気持ちが継続するチカラがあれば、継続は精神力ですし、持久力にも繋がる。面倒だし、汗もかくし、キツイし、疲れるけど…
生活の中に 運動をしてみる選択も入れてみてください。 -
◆ クララ インストラクター ◆
以前ご報告した75歳 男性==この方については3回目の報告です。 2019年6月3日現在
10年ほど前に腰椎ヘルニア手術、下腹部が張っていることもあり反り腰。
腰部からかかとまで常にシビレと違和感あり。
ふくらはぎがよくつるので漢方薬を服用。
そんなKさんは、レッスンを続けられていましたが、ある日「肺活量検査で良い結果が出ました!」
と報告がありました。
どういうことかな?と思って詳しく聞いてみたら
心臓、呼吸器系のかかりつけの病院で、定期的に検査をしていたさいに、ぜん息もあるのでいつも肺活量検査ではほとんど計測出来ないほどで、そんな状態や、年齢を考えると酸素呼吸機の利用をすすめられていたそうですが
その利用を決める肺活量の検査で、生まれて初めて肺活量の計測ができて、その上に数字的に見ても良好な結果が出たそうです。
当初はそんな理由で浅い呼吸で、呼吸をするのが難しいとおっしゃっていたKさんですが、とにかく少しでも呼吸を意識するようにセッションを続けたことで、パフォーマンスはもちろんですが呼吸する力もついてきたのでしょうね。
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◆ クララ インストラクター ◆
50代女性。
病院からの指摘はありませんが、私から見て 側彎症か 強い背骨のネジレがあるように思えます。
学生時代から 運動をせず 今に至りますが、実母が背骨の不調で入院、そのことをキッカケに 自分も遺伝的なものがあるかもしれないと 恐怖感もあり運動を考え始めました。
全く運動をしたことのないまま マットレッスン20回 終了。
何度 説明を聞いても自分の身体のことと関連つけるのが難しく、自身の身体の状態もあまり分からない状況( 説明に関しては 私の説明不足の点も無いとは言えません )。
変化としては、「朝 起きて活動する前に 靴下・カイロ等、冬には必ず必要だったものも あまり気にならなくなってきています。」「暖冬のせいなのかもしれませんが、身体の中心は常に温かく、スッキリするとはこんな感じなのかと思える時もあります。」「当初、ピラティス後は 全く動けませんでしたが 今は数時間ユックリしていれば普通の状態に戻ります。」
何十年も運動をしてこなかった方の正直な意見だと思いました。
クララには 今まで一度も運動をしてこなかった方が多く来られています。その方たちにお話しをお聞きすると 不調があっても今まではやり過ごせてきたと。しかし、加齢とともに やり過ごすことの出来ない現実がそこまで来ていると。これもまた正直な意見だと思いました。
何でも同じでしょうが、運動も継続するのが難しい。
ピラティスも同じだと思います。継続には根気が必要。
数回で答えを求めても簡単ではなく、いかに継続していけるかで身体は変化していきます。
その簡単ではない継続していくレッスンを楽しく、如何に継続していけるものに出来るかが私の努力なのだと理解しています。
個人の感じ取り方にはそれぞれ違いはあるものの、ピラティスは継続することにより前回より今回が、先月より今月は 更に快適な自分を探すことが出来ます。
運動をしたことがないからこそ、動いてみたいと思った時に はじめてみませんか?
彼女に関して、使いたい筋肉と 使っている筋肉の感覚一致を目標に進んでいきたいと思っています。 -
◆ クララ インストラクター ◆
30代女性。彼女は気圧の分かる女。
台風の前から寝込む、雨の日は頭痛に悩む。
子どもの頃からではなかったはずの天候不順日の体調不良。
私はごく普通のインストラクター。
しかし、繰り返しクライアントさまと向き合う時間を過ごしていると、前回から今回までの身体の変化を、身体の状態や、その雰囲気で分かるようになってきました。
その変動があまり見えなくなった頃、クライアントさまに尋ねてみると
「あ、そう言えば頭痛が出てない!」
「そうだ、先日の雨の日も普通に過ごしました!」
頭痛薬を追加で買っていないことや、頭痛薬のポーチを開けていない。
その言葉を聞くと 本気で嬉しいのですが、サラリと流してエクササイズに戻る。女性( 男性もですが、私は女性だから詳しくは分からないのが本音 )は 年代ごとに身体も変化して、それぞれの悩みを人に聞くことも、伝えることもせずに、その環境に馴染もうとしながら 少しの不安を抱え生活しています。
私も、今の年齢の私と向き合うのは初めてのこと。
無性にイライラする自分に戸惑うことも、生理に関しての変化も感じている。
出産の経験もないので妊婦の身体に関しても、子どもとの向き合い方も知りません。
ごく普通の人。
けれど、そんな私でもクライアントさまの変化している身体を見て、改善への誘導が出来るのかもしれないというこの仕事は喜びに満ちています。
雨の日は憂鬱になる日だという認識を変えていきたい。
気圧の分からない女になれる日。
個人差はありますが、10回もしない内に改善されていることは多いです。
更なる変化を楽しみに、ごく普通の私は日々を楽しみ 変化を見抜く力を身に付けてくのです。 -
◆ クララ インストラクター ◆
以前ご報告した75歳 男性、10年ほど前に腰椎ヘルニア手術、下腹部が張っていることもあり反り腰。腰部からかかとまで常にシビレと違和感あり。ふくらはぎがよくつるので漢方薬を服用。
当初は階段の上り下りもままならないほどの状態だったKさん、できることから初めて少しづつできることを増やしていこうと計画しました。ほぼ毎週通っていただいています。
特に凝り固まっていた臀筋、ハムストリングス、ふくらはぎ、足首や足底筋のストレッチを主に行い、運動経験も少ないので身体の動かし方が分からないのか、できる動きが少ないので色々と探りながらリフォーマーで軽いバネ抵抗のフットワーク、腹筋はチェストリフトでまず頭を持ち上げることから始めて、ヒップワークなどを出来る範囲で行っていただきました。
以前の腰椎ヘルニアからかそれ以前から腰に不安があったようで脊柱起立筋または多裂筋の極度の緊張がありました。シビレはレッスンの間隔があくと出るようで、ふくらはぎのつりは最初のストレッチでは出ますが、ウォーミングアップが終わるころから安定します。
気を付けたのは、椎間板ヘルニアの経験もあるので軽めの体幹の強化を心掛けて、腹横筋を意識して骨盤の後傾とニュートラルの繰り返していただいたり、足を下して膝を立てた状態でのスパインツイストなどの負荷を軽減するような動きに変更しながらレッスンを続けました。
最近は、これまでの成果がでてきたのか体幹がだいぶん安定してきて、徐々に身体の動かし方も分かってきたようなので、色んな動きにチャレンジしていただいています。チェストリフトでほとんど上がらなかった頭が胸まで普通に上がるようになったりサイドリフトが出来るようになったり、他にも色んな動きができるようになって自信が着いたようで、今までできなかった動きにもチャレンジしようという前向きな気持ちも強くなってこられたようです。
それともう一つ、喘息でピラティスの呼吸が苦手だったので、呼吸は無理に意識せずに動いていただいていましたが、ご自身から動きに合わせて呼吸するタイミングを質問して、呼吸と動きをあわせる意識を持たれるようになったのは、彼にとっては大きな進歩で これから現れる効果も良くなると思います。
最初はほとんどできる動きが無くて地味な動きやストレッチばかりで少し心配しましたが、今はKさんの出来た時の嬉しそうな目や元気そうに帰って行かれる姿を見ると、いろんな可能性が広がってきたKさんが次は何が出来るようになるのか楽しみになってきました。
ピラティスは何歳から始めても遅すぎる事は無いと思わせてくれるクライアントさんです。 -
◆ クララ インストラクター ◆
50代 女性 下肢静脈瘤のクライアントさまがいらっしゃいます。
彼女は最後の出産後(20年前)から、下肢静脈瘤が消えないままでした。
それは足首に多く感じますが、長いズボンしか穿けない理由は、膝裏の血管の浮き方が大きく 色白の肌には目立つものだから隠しておられました。
彼女が初めてピラティスに来られた時に「 脚、むくんでいますか?」と尋ねたことを覚えているくらいに、脚の状態は良くなかったことを思い出します。
車の運転が多かった翌日にピラティスに来られ、久々に脚のむくみを確認しました。
その時に、足首の下肢静脈瘤の状態もハッキリしており、許可を得て彼女の携帯で写真を撮りました。エクササイズ後、何となく足首を見ましたところ、筋状に見えていました血管が薄く見えたように感じましたので、同じく携帯で写真を撮りました。それは明らかに薄くなっていましたので、彼女に脚全体を確認していただきました。膝裏に目立つ血管は 一つ二つ。
驚いたのは私ではなく彼女。膝裏全体に血管が浮き出ていたのが1年前。今は スッキリしていて、人よりは目立つものの 本人からすると改善は明らか。
同時期から ピラティス以外に 何か変化のある行動をしていないかを確認しましたが 心当たりは 全くないとの回答でした。
彼女がピラティスを真剣に取り組まれてから10カ月( マット・マシンを含め平均週①ペース )。私以上に ピラティスの魅力を感じておられる 一人。
足がつらなくなった方、むくみを感じられなくなった方がいらっしゃるのだから、下肢に対する働きは多くあるかと思います。
彼女の柔軟性は低いものでしたが、足指を手指先で包み持って前屈が出来るほど柔軟性は増しています。
ピラティスからの可能性を信じて、今日も 皆さまの 身体と心に 向き合っていきたいと思っています。 -
◆ クララ インストラクター ◆
75歳 男性、10年ほど前に腰椎ヘルニア手術、下腹部が張っていることもあり反り腰。
腰部からかかとまで常にシビレと違和感あり。ふくらはぎがよくつるので漢方薬を服用。このひと月、ふくらはぎのつりから歩くことが困難になり、片足を引きずりながら生活をされていた様子。
かかりつけ病院から 何科を受診すればよいのかを 他の病院で調べてきて欲しいと言われたのをキッカケに、
タクサンの病院選択の中から、人生で経験しておられない運動を選ばれたことから クララに来ていただけました。クララのスタジオは 2階に在ります。やっとで2階に上がって来られた様子でした。
右脚は地につかない感じでの歩行。仰向けで寝るということも困難。寝たら起きることも困難。
座っていても疲れてしまう様子でしたので、仰向け状態で足首から緩めていただきました。
リフォーマーもやっとのことで乗っていただき、足の運動はごく軽めで股関節を中心に動きました。
エクササイズ終了後、背骨を引き上げ、目線も高くなり、足を引きずらずにスタジオを出られました。
その変化に驚かれた男性は、翌日もエクササイズに来られました。
昨日と今日の痛みでは、その痛さが違うことも説明していただきました。
運動をされたことのない方でしたので、ストレッチ効果による伸びに関する痛みと推測しました。
ピラティスをすることに年齢は関係ありません。それを変えていきたい、向き合っていける意識の強さは必要だと思います。
男性も治していきたい意識が強かったのでエクササイズが可能となりました。
これから この男性の変化を お伝えできればと思います。 -
◆ クララ インストラクター ◆
身体の左右差、ネジレ … 自分自身にも 課題の一つ。
初めてパーソナルレッスンを受けていただいた40代女性( マットレッスン20回程度 )。
マットレッスンの時は、肩の平行線上での左右差(高さ)と 体育座りで座った状態での坐骨から寝ていく時の時計方向へのネジレを確認していましたので 割りと強いクセがあるのだと思っていました。
ところが、レッスンを始めてみますと 首や肩への緊張があり疲れてしまうこと以外は とても集中力も高かったのか、強いクセは見当たらず、それ以外のことに目を向けてエクササイズに取り組むことが出来ました。
今回、自分なりに出た答えとして やはり、時々は自分のためにパーソナルレッスンを受けていただきたいという事。
少人数であっても、他のことに意識が向いてしまい集中できない場合もあるし、集中できない時もある。
特に 周りが気になる方には パーソナルレッスンを お勧めしたいです。” マットレッスンには マットレッスンの 良さ ”
” パーソナルレッスンには パーソナルレッスンの 良さ ”
それぞれの 良い部分と 特徴があるのだと 改めて納得しました。残念ながら 感覚はそんなに長くは 続きませんので 繰り返し身体で感じて学んでいくのですが、
今回の感覚を忘れずに 日々の生活で思い出していただければと思っています。自分の身体は、自分で変えていくもの。
それは、意識や感覚だと思います。
日々… 時間を重ねる中で、重ねる時間とは反比例して
昨日より今日が快適で 快調な身体に近づいていくことを
エクササイズを介して 皆さまに提供していきます。 -
◆ クララ インストラクター ◆
8月半ばからマシンレッスンを始めたクライアントさま(女性・週1回)から、告白されたことがあります(現在20回程度のレッスンが終わっています)。
※ 趣味のようにひいていた風邪を一切ひかなくなりました。
※ 軽い尿漏れのような症状がありましたが、マシンレッスンの5回目以降、一切なくなりました。先ず、口にするのは難しい内容を教えていただけたことに感謝します。
風邪に関して、免疫力の増加があるのだと考えられます。
≪ 病気になる理由 ≫
人間の体にはもともと悪い菌から防衛する為の自然治癒力が備わっています。これが、弱まると菌に負け、病気になってしまうのです。
こうした体が弱った時や、外敵から身を守る役割をするのが「白血球」です。この白血球を私たちは「免疫力」と呼んでいます。≪ 無理の無い運動 ≫
適度な運動は免疫力を高めます。
特に「下半身」の筋肉を鍛えると、冷えにくい体をつくり「免疫力」が高まります。≪ 尿漏れの原因 ≫
病気が原因の場合、加齢や肥満、便秘など
( 尿漏れは40才以降の女性の2人に1人が経験していると言われます。)≪ 尿漏れの主な原因は次の通り ≫
・出産で尿道括約筋が締める力が弱まり、尿道を押さえる力が弱くなるため。
・更年期による女性ホルモン(エストラゲン)の減少が原因で、尿道の粘膜が萎縮するため。
・肥満、便秘、妊娠により、骨盤底筋に負担がかかり膀胱や尿道が下がるため。
・膀胱炎、前立腺肥大症、神経系の障害などの病気によるため。
・降圧剤、気管支拡張薬(ぜんそくの治療薬)など、薬の副作用として尿道が緩むため。≪ 尿漏れは治るのか? ≫
骨盤底筋体操や膀胱訓練法が有効
尿漏れは日常生活に支障を感じなければ病院で治療を受ける必要はありません。
社会生活や衛生面、精神面に影響がある場合、治療を行います。≪ 治療・改善法は次の通り ≫
・腹圧性尿漏れには、骨盤底筋体操
約8割が骨盤底筋体操を毎日10分行うことで改善。
通常、1ヶ月で効果が実感できる。
改善しない場合、コラーゲンを膀胱の出口に注入して手術療法を行う。≪ ピラティスでは ≫
マシン エクササイズの最初に フットワーク なるものがあり 脚から温めていきます。
個人のレベルに合わせた内容になっていますので、適度な運動の も少し多くを行います。レッスンに関し、発する言葉によく出てくるのが「 骨盤底 」。
当然のように「 骨盤底 」に意識をおいてエクササイズをしていきますので、女性特有で 現代においては男性も例外ではない尿漏れの症状に関して ピラティスは得意分野だと思います。“ 快適な 自分ライフ ” を過ごしていただくお手伝いが出来ることを 喜びに感じています。
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◆ クララ インストラクター ◆
約30年前、頸椎骨折をしたクライアントさま(男性)がいらっしゃいます。生涯ボルトは首に入ったままで、事故の当時は 箸で小豆を右の皿から左の皿へと移すリハビリを受けていたそうです。
以降、元気で何の後遺症もなく 健康に普通の生活をされています。ピラティスを本格的に始められて1年程度。
左頸椎を負傷されましたので、正常な右側が自身の身体バランスをとっています。
仮に壁に背をあてて立ったとして、左肩後ろに野球ボール一つ分くらいの前側へのネジレがあります。時計回り方向へのネジレ、左腕と右腕の使い方は全く違います。本人には全く自覚はありません(病院より背骨に関するレントゲン結果として軽い側弯を指摘されておられます)。仰向け状態でロールアップ(背中で床を押しながら前屈をするように起きてくる)の際、時計回り方向へのネジレですので左側背に体重を乗せる感覚がなく、右半分で起き上がります。
左側の機能低下により、長い期間、右側優位で生活をしてきた結果だと思います。始めはマシンレッスンを主に受けていただいていたのですが、スリムな体形で筋肉がついてきておられることもあり、深く集中してエクササイズをしていますと低血糖を起こしやすくなっているのか、レッスン最後の方には集中力が途切れてしまうことも多くなりマットレッスンを主にお勧めしました。現在、月に10回程度のマットレッスンに参加。
O脚でもありますが、ネジレを先に何とか改善していただきたかったので、左右の肩や腕の使い方、背骨の感覚については深く意識をしていただいています。
1年経過する中で、この2カ月前くらいから身体に対する意識の変化を強く感じます。ネジレはすぐに改善するものではありませんが、ネジレがある身体であることに意識が向いた頃から手足や頭の位置に関しての改善が上がり、内転筋(足の内側)に関しても筋力増加にあると見て取れます(O脚のわずかな改善)。スタジオで一番の美尻の持ち主でもあります。リハビリから始まったピラティスの本領を、ケガを経験した身体をお借りしながら、更なる体力の増強と筋バランス、快適な生活へとサポートさせていただきたいと思っています。
手術や飲み薬でもない、意識と均等な筋バランスにより 自分で自分を変えていけることは すごく魅力的なエクササイズだと思います。これからも注意深く観察していこうと思っています。
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◆ クララ インストラクター ◆
“ 食道裂孔ヘルニア ” … 名前だけ聞くと恐ろしい病気のようですが。
“ 食道裂孔ヘルニア ” とは?
人間は腹部と胸部の間に横隔膜というのが存在し、腹腔と胸腔の壁となっています。
この横隔膜には食道が通っており、食道は横隔膜を貫通し食道へと繋がっています。
横隔膜を貫通している食道を食道裂孔と言います。
“ 食道裂孔ヘルニア ” とは、この食道裂孔の裂孔が何らかの原因で緩み、胃の一部が横隔膜からはみ出して胸部の方へ飛び出してしまっている状態を言います。
“ 食道裂孔ヘルニア ” は、生まれつき裂孔が緩んで発症する事もありますが、多くの原因は加齢による筋肉の衰えです。
胃の飛び出し方によって、滑脱型、傍食道型、混合型の3タイプに分ける事が出来ます。
“ 食道裂孔ヘルニア ” で最も多く見られるのは、滑脱型です。
滑脱型は、胃の上部の部分がそのまま胸部に入り込んでしまいます。
その為、胃や食道の逆流を防止する機能が低下し、逆流性食道炎を引き起こしやすくなります。
男性よりも 女性に多い症状です。20回を終了されたクライアントさま(女性)が
この “ 食道裂孔ヘルニア ” だと告白されたのが10回を過ぎた頃でした。
ピラティスを始めてみようと思ったのも その理由から。エクササイズ中に 気持ちが悪くなり 集中できないと言われることもありましたので、担当医に相談していただきました。
「 横隔膜を鍛えることは “ 食道裂孔ヘルニア ” にとって良いことです。」…という回答でした。クライアント女性は 肥満体系ではなく、スラリとされています。
肥満、食べ過ぎ、飲み過ぎ、油っこい食べ物、消化の悪い物、食べてすぐ横になること、締め付けのきつい服などを注意すること。
加齢による衰えからも悪化するので、横隔膜を鍛えること。前者の部分に関しては、ご本人の問題になるのかと思いました。
後者の部分に関しては、ピラティスからのアプローチが可能かと思われます。マットレッスン、胃への圧迫後に調子が悪くなられる様子もありましたので、
うつ伏せのポジションでのエクササイズを変更しながら
この “ 食道裂孔ヘルニア ” を 横隔膜から鍛えていこうと考えています。今後、クライアントの状況を観察しながら 快適な身体づくりの お手伝いが出来れば嬉しいことだと思っています。
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◆ クララ インストラクター ◆
今年は とても冷える 寒い冬になりました。
熊本市内でも 何度か雪が降ったり わずかに積もったりしています。ピラティス レッスンを 受けていただいている クライアントさまから
先日のレッスン時、最近 気づいたことを 教えていただきました。「 例年なら 当然のように 腰にあてているカイロを
今年は 全く使用していないことに 気づきました。」… と。。彼女は 自分の身体に向き合い、
ピラティスという エクササイズを理解し
動く自分の身体をコントロールされています。益々… 素敵になっておられる 女性のひとり。キラキラしています。
彼女が マットレッスンで 他のクライアントさまと 会うことがあります。
会話を耳にしておりますと、
やはり 私と同じ意見が 彼女の元に届いている様子。“ 身体の変化と 必要のなくなった腰に貼るカイロ ”
次回は どんな “ 実 感 ” を 話していただけるのか 楽しみです。
わずかな 変化でも、疑問でも、私たち インストラクターへ 届けてください。
それは、クライアントさまへの 上質な エクササイズ 提供の 一つになります。更に 素敵な生活と
更に 快適な身体。。
私たち インストラクターの 願いです。 -
◆ クララ インストラクター ◆
”筋力トレーニングとストレッチ 主動筋と拮抗筋 合理的なピラティス”
グループマットでのマシンパーソナルでもレッスンが終わって
「あ~きつかった~、でもなんか気持ち良い~♪」
と言う、お声を聞くことがあります。
そういう感想を聞くとインストラクターとしては大変嬉しいことです。
ピラティスを始めようとお店にこられる方には色んな状況や目標があって
筋力には自信があるけど柔軟性は無いとか、逆に柔軟性は自信があるけど筋力は無いとか、運動をほとんどしたことが無くて両方自信が無いとか
目標も、とにかく痩せたいとか、姿勢を良くしたいとか、ひとさまざまです。そしてほとんどの人に身体のどこかしらに歪みがあります。
これは、利き腕もありますし、生まれつきだったり、成長過程だったり、これまでの生活や習慣などでも歪みができます。
ひとのからだは骨と筋肉と臓器で成り立っていて、その骨を関節が繋いでそれをたくさんの筋肉で結び付けあうことで構成されています。
その筋肉は日頃の生活や運動でアンバランスが生じてきて、それが原因不明の背中・腰の痛み膝や股関節の痛みに繋がっていることがあるとも言われています。ピラティスでは単に筋肉の強化だけではなくて、そのアンバランスの元の筋肉を伸ばしたり緩めたりして調整を繰り返して少しでも理想的なバランスの取れた姿勢に改善しようという狙いも持っています。
ピラティスの一つ一つのムーブメントでは、主に動かす筋肉群を「主動筋①」、その反対側の筋肉群は主動筋の動きに拮抗するような働きをすることで「拮抗筋②」、また、主動筋を安定して動かすために働いている筋肉群を「安定筋または固定筋③」、他にも主動筋を正しく動かす為に働く「共働筋④」という役割もあり、それぞれのテーマごとにどの筋肉群を4つの働きのどの役割をさせてどういう効果があるか?というふうにしっかりした目的をもって合理的に考案してあります。
このように安定筋でしっかり体を安定させて、ピラティス特有の呼吸しながらその主動筋と拮抗筋との調和を意識してゆっくり動かすことで目的の筋肉群の強化を得ることと同時に、じつは同時に拮抗筋のストレッチをしている事になっているのです。
そしてマットに寝ている部分も、「等尺性収縮(筋肉の長さが変化しない運動のことを言います)」と言う運動をしながら安定筋として動きを支えているんですよ。
ピラティスは良質な筋肉を作ると言われているのもこのためで、思いのほか全身の隅々まで合理的にトレーニングできように考えられています。例えばムーブメントのチェストリフト(仰向けで両膝を立てて両手を組んで頭を乗せて胸までひき起こす動き)は、主動筋は腹筋群で拮抗筋は背伸筋群です。
またマットについていて動かない部分のみぞおちから下の腰部伸筋や臀筋、それに足も安定筋として、主動筋の動きを安定してできるようにしっかり身体を支えているのです。スパインツイストスーパイン(仰向けに寝てテーブルトップにした脚を左右に倒す動き)では腹筋群の特にわき腹にある腹斜筋が交互に主動筋・拮抗筋の役割をします。
更に腰椎を回旋させることから背中の多裂筋はもとより腰椎を繋ぐたくさんの小さな筋肉もしっかり動かしています。
そして胸から下は不安定になるので肩甲骨周りの筋肉や二の腕で安定筋としてしっかり体を支えています。ピラティスはこうやってほとんどのムーブメントでほぼ全身の筋肉を縮めたり伸ばしたり安定させたりしながらもちろん左右均等にバランスよくトレーニングできるので、ピラティスってすごく合理的にできているなぁと改めて感心します。
こういうことを1時間みっちり行うわけですから、レッスンをかさねていくうちに自然と歪みも改善されて引き締まって整った体に変わっていくのも納得がいくと思います。
無意識にストレッチもできているのでレッスンの後に、気持ちの良い充実感に満たされるわけです^^そして思わぬところが筋肉痛になったりします。
多少、手前みそしれませんけど、実際にお客様の変わっていく体や姿勢、運動パフォーマンスなど、お客様それぞれの目標に近づいている姿を見るたびに、ピラティスってすごいなぁと思います。
そして日頃の生活でも、姿勢を正しくバランスよくを意識して体を動かすことをお勧めします^^
さらに若々しく美しくあるために
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◆ クララ インストラクター ◆
”「コア」「パワーハウス」…ってなに?”
エクササイズのトレーニングでよく聞く「コア」「パワーハウス」ってなんでしょう?
ピラティスでは「パワーハウス」という言葉の方をよく使います。
( 私は ホボ 熊本弁以外を使いませんが。。)パワーハウスというのは
骨盤底筋、腹横筋、多裂筋、横隔膜の 四つの筋肉群で構成される ”家” に例えられいて
骨盤底筋は 床、腹横筋や多裂筋は 壁、横隔膜は 屋根 に例えられます。多裂筋に繋がっている背骨は大黒柱なのかな?…と私は思います。
それが皆さんの大事な内臓を包んでいて
骨盤底筋はハンモック状に内臓を支えて 排尿・排便・生殖・出産 に関係する大事な役割を持っています。
腹横筋はコルセットのように内臓を包んでいてお腹の引き締めを目標とする上では外せない筋肉です。
多裂筋は後ろから内臓を包むだけでなく大黒柱である背骨(特に腰椎)を包む筋肉で体幹の安定や制御をする大事な筋肉です。
横隔膜は言うまでもなく生きていく上で大事な呼吸をする筋肉です。
そのパワーハウスがほとんどの動きにおいてパワーを生み出す 源 となっていると言われています。
ピラティスではどのムーブメントでもこのパワーハウスの安定を第一に考えて、その安定したパワーハウスを元に動いていくように構成されています。よく私が「おヘソを背中にくっつけるようにして」とか「お腹を引っ込めて」とかひどい時には「へそ背骨」呪文のようにキューイングするのもこのためで
ピラティス特有のお腹や肋骨を膨らませずに背中に呼吸を入れる呼吸法は、このパワーハウスをしっかり安定させて活性化させるという目的があるからです。
実は呼吸法を行うだけでもパワーハウスのそれぞれの筋肉の運動をさせているんですよ♪ピラティスは産後に良いとか腰痛に良いとか言われるのもこういうことからなのでしょうね。
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◆ クララ インストラクター ◆
私の喜びは、クライアントさまと同じ位置にいます。
重さの違う左右のお尻の その左右を同じに置けたとき。
同じ重さに置いたお尻から 背骨が高く伸びたとき。
背骨を高く伸ばす背筋に意識が持てたとき。
鏡を見ずに 鼻先とアゴの位置が中央になったとき。本人の内側から生まれてくる意識の中で 正しく繰り返されるエクササイズ。
それが どんなに嬉しいことで
私にとっては最高の喜びの瞬間になっていること…
きっと、クライアントさまは 気づかれていらっしゃらないかもしれませんが、
私は密かに その喜びの空間でレッスンし、共に 時間を過ごしています。 -
◆ Kさん 30代 女性 ◆
肩こり、腰痛、気候変化による偏頭痛持ち。学生時のスポーツでの肩に故障あり。
生真面目な様子の彼女。エクササイズに対しても慎重に取り組まれています。
普段の生活では足先に注目などしませんが、左足先がかなり外向き。肩は内側に向いてます。
マシンレッスンを主にしておられますが、肩こり、腰痛は早い段階で解消。
持ち歩いている頭痛薬は全く使用しなくなり、30回目を迎えた今では健康診断での視力回復も。
視力回復に関して、私もすごく嬉しく感動!
途中から判明した頸椎ヘルニアに関して、医学的変化を観察していきます。 -
◆ Hさん 50代 男性 ◆
スポーツジム歴 5年。通い始めた頃は体重の減少はあったものの、
それ以降の体重、体系の変化に乏しくピラティスへの参加を決意。
ズボンのベルト位置から溢れ出す脇腹の対処と、ヨガ参加時の長座を正しい姿勢で座ることを希望。
猫背、ストレートネックの改善をしていきたいと思いました。
肩のケガによる左右差あり。その左右差によるネジレあり。
マシンレッスン15回目くらいに左右バランスを測る機械では、手足・体幹とも左右バランス均等でした。
30回目くらいになると、ウエスト周りの減少を他人から指摘されるようになりました。