夜眠れない、イライラする、疲れやすいなどありませんか?
これにはいろいろな原因がありますが、呼吸が浅いことが一つの要因になっていることがあるそうです。
そもそも呼吸は、人が生きていくうちで大切なことで自然かつ無意識に行っている行為です。
人は一日に2万回から3万回、なにも意識もせずに普通に呼吸をしていますが、子供や大人、高齢者、男女の一回一回の呼吸の長さや深さはそれぞれに違いますし、それぞれの環境やストレスなどでも変わってきます。
実はその呼吸が身体になんらかの影響をあたえているという事なんでしょうね^^
ピラティスをするときには必ず呼吸の仕方やタイミングを指示します。時には呼吸をし辛い姿勢でも意識していただくこともありますが、そうやって意識的に呼吸をすることで、呼吸に必要な横隔膜などの筋肉や胸郭を動かすことも目的としています。これは身体を動かすうえで必要な酸素を取り入れるという大事な理由があるわけなのですが、もう一つの目的として息を深く吸う筋力をつけるというトレーニングでもあります。
呼吸力をつけてしっかり呼吸する ♪
「呼吸」はピラティスの10の原則の一つにもちゃんとあります^^
だからと言って、吸う吐くを逆にやっても、タイミングが合わなくてもあまり重要な問題ではありません。それより大事な事は”自分の意志で”しっかり呼吸をすることなのです。
そうやってピラティスを続けることで、身体の動きだけでなく深い呼吸もいつの間にか意識できるようになるという効果もあります。
そんな呼吸をレッスン中だけでなく、1日のうちでも気が付いた時には少し呼吸に意識を向けて、ご自身の意思でそれをコントロールすることで、身体の他の部分や心にも働きかけるというピラティスのもう一つの副産物のマインドフルネスに通じることになります。
良い呼吸・・
もしかしたら夜眠れない、イライラする、疲れやすいそんな時に”良い呼吸”を意識すると効果があらわれるかもしれませんね^^